まとめ・書評 20代にしておきたい17のこと(恋愛編)
この本では、10代から、20代への恋愛観の変化や恋愛の一連の流れ、結婚と恋愛の違いについて書かれています。
17のこと全てを記載したら、本を読む楽しみがなくなってしまうので、自分がこの本の中で感動を受けた部分を抜粋しますね!
一つ目、恋愛は人生を楽しくさせる
今までの人生を見返してみてください。
これまでの人生で楽しかったことは何ですか?
テストで100点を取ったこと?親に褒められたこと?それとも受験で自分よりも偏差値が高いところに受かったこと?
色々浮かぶと思います。
しかし、1番楽しかったり、嬉しかったことは?
と聞いたら恋愛絡みのことが真っ先に思い浮かぶのでは無いでしょうか?
初めて好きな人ができた時
好きな人に告白して付き合うことができた時
告白をされた時など
色々思い浮かぶと思います。
好きな人が出来た、その人が自分を好きになってくれたという体験は、人生のピークといってもいいほどの喜びをもたらすのです。
そのくらい、恋愛というものは人を幸せにする力もあります。
けれども、恋愛は人を不幸にすることもあります。
相思相愛だった人が、自分のことを好きではなくなって他の人のことを好きになってしまった時
自分が好きな人が自分のことを嫌いだった時
など
相手のことを恨んだり、いやになったりしてしまうこともあるでしょう。
このように恋愛はうまくいくばかりではありません。失敗することも多いでしょう。
そのため、恋愛が成就した時というものは「天にも昇る夢心地」になると言えます。
なので、恋愛は成功するにしろ失敗するにしろ色々な経験が積めるので、「人生を楽しくする」と言えます。
二つ目、恋愛にはステージがある
恋愛にはステージがあることを知っていますか?
体感的に思い当たる方も多いと思いますが、恋愛の初期ステージは全てが薔薇色に見える「ロマンス」からスタートします。
この人が運命の人だ!赤い糸で繋がっている!最高の人だと感じることもあるでしょう。
しかし、ロマンスのステージは長くは続きません。
しばらくすると、「ケンカ・イライラ」のステージへと突入します。
このステージに入ると、最初のロマンスで感じていた幻想が崩れ始めます。
そして、この人しかいない!と感じていたのに「やっぱりなんか違うかも…?」という違和感が生まれます。この違和感の原因を探ることが重要なのです。
この違和感の原因は自分が考えていた相手への幻想が崩れ始め、相手のことについて見え始めた時に起こる現象です。
違和感が生まれた背景には、次のステージに進むことへの恐れがあると言えます。
このロマンスのステージからうう義のステージへ進むことで、ようやく相手の本質に近づくけるわけです。
お互いがかけがえのない存在になることが、恋愛の理想的なゴールかもしれないですね。
三つ目、恋愛と結婚の違いとは?
最後に、恋愛と結婚の違いについて書き記します。
恋愛と結婚の1番の違いは、苦しい時に対するパートナーへの考え方の違いです。
恋愛は「苦しい時に、もう嫌だ」と思い、結婚は「苦しいだからこそ、相手を支えたい」と思います。
この差が結婚と恋愛の一番の違いなのです。
また、お金の使い方も恋愛と結婚では違います。
恋愛ではお金を「派手に使う」ことが喜ばれます。結婚ではその逆です。
本書では例として、次のエピソードが挙げられています。
恋愛期においてバラの花束を抱えてきたら、パートナーはとても感動するはずです。「なんて、素敵な人なんだ!」と感激することでしょう。
しかし、結婚期ですと、「うれしい」よりも先に「いくらだったの?」などが頭に浮かびます。
また、「稼ぎも少ないのに...」
と苛立つこともあるでしょう。
このように、恋愛期と結婚期では考え方が大幅に違うことがよくわかります。
ここで難しいのは、結婚期というのが「真剣に結婚を考え始めた」時から始まるということです。
そのため、片方がまだ恋愛期の状態でもう片方が結婚期の状態だとお金の考え方の違いによって、「破局」へと向かうこともあるのです。
もし、今読者の方が付き合っている人がいて「結婚」を意識しているのなら自分のお金の考え方やこれ以上深い関係を築いていきたいのかをよく考えてみましょう。
エピローグ
今回のまとめはいかがでしたか?
17つのことと書かれているのに、3つしか書かれていないじゃないか!
と思われる方もいるかと思います。
しかし、僕がこの本の中で「自分にとって」重要だと思ったものはこの3つしかありませんでした。
そのため、この3つを書けばこの本のことは大体わかるのではないかと考えたので、このようになりました。
この本に他に何があったかを気になる方は下記のURLから購入してください。