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まとめ・書評 スタンフォード式疲れない体 著:山田知生

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この記事を見て、本を購入するきっかけになれば幸いです。

スタンフォード式 疲れない体

スタンフォード式 疲れない体


 

この本を一言で言いますと、「疲労を予防と改善する方法が具体的に書かれた本」です。


この本は、全5章構成となっています。

 

 

の構成になっています。

 


0章「疲労発生のメカニズム」や疲労の正体

はじめに、読者の皆さんは疲労とはどのようなものと考えていますか⁇

 

 

この本では、

疲労とは「筋肉と神経の使いすぎや不具合によって体の機能に障害が発生している。」状態のこと

と定義しています。

 

つまり、筋肉だけでなく、「神経を使い過ぎても」疲れになるということです。

 

つまり、肉体だけではなく、神経も休める

 

ここでいう神経は「自律神経」と「中枢神経」のことです。

  1. オンとオフの切り替えを担う「自律神経」

 

 

私たちの体の“脈拍” “呼吸” “ 消化”と言った「意識しないで行われていること」は自律神経が担っています。

 


自律神経は昼に活発になる「交感神経」と夜に活発になる「副交感神経」の2つがあります。

しかし、過度のストレスがかかるなどして、自律神経のバランスが崩れると、交感神経と副交感神経がうまく交代しなくなります。

すると、眠れなくなったり、血圧が上昇したり、呼吸が乱れたりします。

このように自律神経の乱れ絵は、まず「病気でないが不調」という状態で現れます。これを放置したまま悪化させると本当に病気になってしまいます。

  体の動きを統制する「中枢神経」

中枢神経は、手などを動かす際の「動作の指示出し」など、体の様々な部位に指令を出す「司令塔」のような役割を担う神経のことです。


脊髄にある中枢神経と手足にある末梢神経の連携によって手足は動いています。


ところが、体の歪みなどによって
「中枢神経→末梢神経」の連携がうまくいかなくなると、体は思うように動きません。やがて、のうが 体の「だるさ」を感知し、「疲れている」という感覚が意識にフィードバックされます。

 


疲れを客観視するバロメータを知っておきましょう!


なぜ、バロメータが必要なのかと言いますと、主観的な実感だけだと不十分だからです。前述したように、「疲れた」という実感を感じているということは、すでに体に不調が出ている状態です。

よって、体の不調の予防や解消のためにも「客観的」に疲れを知るバロメータが必要なのです。

 

バロメータを作成する必要があるのがわかったところで、バロメータを作成しましょう。

バロメータとなるのは、脈拍です。

  1. 疲れてない時の安静時に脈拍を測る
  2. 人差し指と中指の二本で手首の内側、脈を強く感じるところへ手を当てる
  3. 脈を強く感じるところに指を当てて、15秒測ってその4倍が脈拍です。

場所的にはここら辺のイメージです。

※3、4回程度やって平均値を取ると良いです。
一般人なら70ー80程度、持久系のアスリートなら50ー60程度です。

 


1章 最新理論が詰まったメゾット「IPA」についての紹介


競技の壁を超えた回復理論「IAP」

本書で取り上げられている1番の目玉、「IAP」についてご紹介します。

※怪我の治療法として、「IAP呼吸法」が万能だというわけではないです。マッサージなどのメンテナンスとともに使うと効果が増大するというものです。


本書より一部抜粋

人間のお腹の中には、「腹腔」と呼ばれる、胃や肝臓などの内臓を収める空間があり、この腹腔内の圧力が「IAP」です。

腹腔の圧力が高まることで体の軸、すなわち体幹と脊柱という「体の中心」が支えられて安定し、無理のない姿勢を保つことが出来るのです。

そうして体の中心を正しい状態でキープすることで、中枢新家の指令の通りが良くなって体の各部と脳神経が うまく
連携し、余分な負荷が減るという理論です。

 

 

まず実践して効果を確かめてみましょう!

※取り組む前に

筋肉に力を入れず、出来るだけリラックスして行う
決して無理しない、体調が悪くなったら中断する
疲労防止のために「1日最低1回」は取り組むこと


 

2章 疲れのリカバリー方法や対症療法

疲れているのに眠れないのは、ストレスによって交感神経が優位になっているから!?

優勢になっている交感神経を軽く汗をかく程度の運動で更に活発にすると、その後逆にガクッと下がってリラックスモードの副交感神経が優位になります。


更に、披露に効果がある「軽い有酸素運動」の前後に、紹介する「リセット」方を加えることで「体の癖を矯正」して「疲労回復効果」を高めることが出来ます。


有酸素運動の前に「ビフォーリセット」をしましょう。

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これをすると体の癖をフラットに近づけることが出来ます。中枢神経に正しい体の位置や動かし方をフィードバックしやすくなります。

 


運動後に「アフターリセット」をして下さい

 

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縮んで緊張状態にある筋肉をほぐすことが出来ます。




「会社から帰ってきたら時間が無い。走ったり泳いだりなんて無理だ」という時は、軽い運動をするのは諦めて、ビフォー・アフターリセットをするだけでもOKです。

 

最高の睡眠にする睡眠4原則

この本も参考になると思います。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

  1. 「夜更かし」も「早寝」もしない
  2. 「週末」に体内時計を狂わせない
  3. 「ベットに入る90分前」までに入浴
  4.  就寝前に「IAP」


この4原則を実行すれば睡眠の質が向上します。

 

 3章 疲労回復を体の内側からサポートする「食事術」

本記事が長くなってしまったので、要点だけをまとめます。

 

  1.  朝食は絶対に食べる
  2. 「ビタミン」、「タンパク質」をとる
  3. 腹8分目を心掛ける、その代わりに食事の回数を多くする


朝食を抜くと、血糖値が乱高下する「血糖値スパイク」と呼ばれる現象が起きます。

この「血糖値スパイク」が引き起こされると眠気や疲労感の元となるので、朝食抜きは厳禁です。

また、朝食はその日活動する「エネルギー源」となります。朝食を食べないと午前中の仕事を「エネルギーがない状態」で迎えることになってしまいます。


食事の回数は間食で増やしましょう。

間食には、ナッツや穀物のシリアルバー、果物などがいいです。

 

この3つを意識して食事をしましょう。僕もします。

 


4章 忙しい中でのダメージを最小にする「立ち方」や「座り方」


これが、立ち方です。

横隔膜の構造が左右で違うため、「暑くて太い右側」を頼ってしまうからだと言われています。

 

そのため、意識をしない限り体重は体の右側にかかりっぱなしになります。

 

そこで、立っているときは、軽く左右に揺れながら立つことにしましょう。

 

そうすると、ダメージを最小にに抑えることが出来ます。

 


[

座り方はこれです。

 

座る時のポイントは、基本姿勢と同様に、耳と肩の位置を一直線になっていること

 

もう一つポイントがあります。

肩甲骨を引き寄せるように意識して、顎を真っ直ぐに引くことです。

 

そうすると、肩こりの予防になります。

 


 

 

このことを意識して日々の生活を過ごしましょう!

 


他にも眼精疲労、肩こりの解消をなどを重点的に取る方法やデスクワーク疲れを取る方法などが本書には載っています。

また、怪我をした時に回復を早める人体の仕組みに基づいたベストな科学的アプローチである「アイス・ヒートメゾット」も記載されています。

怪我をした時の対処法などが書かれているので、是非マネージャーや部活動の選手などにおすすめの1冊です。


更に気になった方はAmazon楽天などで購入してみてください!


眼精疲労や肩こりを簡単に解消出来る方法を使って、僕も大分疲労が改善しました!

 

 

 

時間のない中で、読書量を増やすために本を読むのではなく、聴く方法についてまとめて見ました!

www.acfoapon.com

 


スタンフォード式 疲れない体

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